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静岡県BCP普及研究会総会のセミナー「東日本大震災の被災地報告」2

5/16静岡県BCP普及研究会総会のセミナー「東日本大震災の被災地報告」に参加しました。
第2部「静岡県東部地震を(震度6強)を体験して

株式会社アマダ 富士宮総務人事部長 稲葉雅一氏の講演。
http://www.amada.co.jp/

アマダは以前より防災意識が高く、対外的には地域活動や防災関係の資格取得(危険物取扱資格、防災士)などを推奨し、内部的にも安全衛生委員会組織にて、BCP推進分科会および防火防災防犯部会を設置し、非常時における富士宮事業所参集基準、東海地震突発から復旧ストーリー設定などを行ってきた。

●東北地方太平洋沖地震の影響と気づき
停電13時間20分

(1)本社との連絡がとりにくいので、拠点独自の判断が必要になる
(2)電機担当者、復旧担当者にコンタクトが集中し応対に追われ、業務にかかれない
(3)出張者の安否確認の手段がない
(4)遠方通勤者のために宿泊施設を確保したが、家族が心配で保安要員以外そのほとんどが帰宅をした。
(5)グローバル企業のサプライチェーンの一翼を担っているが、自分のことで手いっぱいで製造本部としては役割不足だった
・取引銀行のATMが使用不可

●静岡県東部地震の影響と気づき
停電3時間20分
ダクト、天井落下、コンセントショートなどの被害
全停電のためにレンタル発電機を使用、福島から取引先が出荷來者支援物資を渡す(喜ばれたのは菓子パン)。
*レンタル電源については、予め契約していたものではなく、震災直後早急に価格度外視で調達したもの。

(1)地震強い工場、建屋の中は安全という神話の崩壊
主要な柱を富士山岩盤に岩着しているが、直下型は落下物が多い
(2)参集基準の見直し。最低限のメンバーの再検討。
(3)非常用電源で貯水タンクからの給水は可能。
(4)女性社員のトイレ使用で水の利用量は嵩む。
(5)非常用電源優先順位は守る。サーバー⇒パーツセンターとなっていたが、製造優先とコンプレッサを使用した瞬間、電池が全くなくなった。
(6)TV会議システムはビニュアルで被災状況を伝えることができるので非常に有効である。
(7)報告、連絡は窓口の統一が必要である。通常の指示系統とは別にする。
(8)内部体制の不均衡が露呈した。部署により連絡体制、連絡方法の不備がある。
(9)早期復旧のために部門間で状況をシェアする。復旧していない工場に取引先のトラックが進入するなどのトラブルあり。

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